民主主義の幻想 民主主義はあり得るか(マインドイメージ6)

2010.8.3        マインドイノベーションのページに戻る トップページに戻る

 

賢人も民主主義の幻想に囚われていて 衆愚政治や愚民経済なる 蔓延る現実を前に 自分の限界を超えられない

賢人は今どこで何をしているのか

賢人不要論すら感覚する現実の悲しさ

(政治家よ! 学者よ! 目覚めているなら語るだけではなく行動せよ! 金の亡者! 自己中達よ!)

 

古代の哲学者は 地球上にユートピアを求めて 多くの賢人が愚民にも幸せあれと哲学し 古代民主主義をギリシャに築いてきた

その民主主義も暗黒の封建制度の中世に消滅してしまったが ユートピアの可能性を再興しようとした知識人は ルネサンスに始まる近代化と ルソーなどの啓蒙思想によって実現したフランス革命等の市民運動によって再生したかに見えた

実際 愚民は自由平等と博愛を歓喜し 科学と産業が結実し 生活文化を豊かにした

その愚民は 現代に至っても 簡単に自らがユートピアを掴んだように誇らしげである

産業革命の発展と言う生活の豊かさに錯覚して 民主主義政治にも満足してしまい いとも簡単に自分で完成させたとでも云うように 民主主義の完成度を高く評価してしまっている

それがこの成功の問題点なのです

完成度を信じ込み 民主主義至上が罷り通る

 

今や賢人までもが愚民を利用した民主主義政治や産業経済を創り上げ 更には複雑曖昧な不完全さを利用して詐欺紛いに自らを肥やしているようでもある

賢人たる政治家や経済人が愚民を利用している実態を 賢人も愚民もその儘互いに認め合っているだけで 問題視していないのではないか

間違いなくギリシャローマの賢人民主主義は消え 愚民民主主義に堕ちた

 

 

成るがまま なるようになってきた今時の愚民ポピュリズム世相 愚民の中にユートピアが見えない訳でもない

しかも賢人の意見闘わし作るべき輿論の習いのない 無責任世情に流された世論の元で 愚民も賢人も満足する

 

恰も民主主主義が 封建主義を克服した近代化が全てを完成させたと錯覚し満足し 安易に天下玉上の法と信じたがる

自由平等そして平和 その近代化理想に間違いは無いが 危険性もあることを誰もが弁えていない儘です

民主主義の危険性とは

 

何が何だかわからぬような書き出しになってしまっていますが 直感的に何か言おうとしたらこうなりました

民主主義は完全か 何だか疑問があると言う直感だけで考えだしました

民主主義に何を期待しているのか ユートピアを求めていいのか そんなことを続けて考えてみます

 

ギリシャローマに本当に民主主義はあったか 近代民主主義は進歩したか

王政から 市井人にも参政権を拡大したことに意義があった古典民主主義 賢人がリードした

現状の民主主義とは 民主主義はどうなったか

今や王政どころか知識人不在 愚民の多数決主義 政治家・メディアも愚民化した

賢人はその愚民を利用して愚政で利を得る 政治・経済・メディア自体が愚民に陥っていることに気が付かず

 

賢人が考え出した多数決主義 過半数支配社会 少数派無視

政治を見てもメディアまでも 益して愚民に於いておや 賢人は汚れている 愚か成りや

賢人不要の 愚民多数決を民主主義と言えるか

 

 

民主主義の問題点は・・・多くの論を見ますが ほぼ同じです

現実に 政治や生活の中で見る民主主義は旧態依然として完成度の高いものではないまま進化していません

民主主義は何か可笑しいと思わない者はいない 危険性すら感じてはいるが 曖昧にして済ましている

原因は何か 原因は賢人も愚民も自己中なってしまっていること

 

経済の近代化も民主主義神話を利用して 資本主義や自由主義を創り上げ デモクレイジー経済主義となった

賢人は愚民を利用して 利を得ることを知って 消滅した王侯貴族に知識人は成り変った

愚民を満足・錯覚させ納得させる教義として 民主主義原理を利用した 愚民を奴隷でもあるかのように

賢人の利益と拡大の為に 万民の為と言いながら 簡単に奴隷制度に似たものに民主主義を偽装した

 

偽装民主主義なる封建社会は中世の様に今も変わらずある

しかもクーデターも一揆もやる気無く 利用されるままの愚民を視る限り 解決は不可能としか思えない

ユートピアはこのような民主主義から生まれるか

可能性を信ずることに意義はあるのか 夢見て良いのか

 

現実と理想の遊離を如何に理解し いかに生かすか

民主主義の可能性や限界を弁え 自由や平等を捨てるべき条件や状況を判断すべきです

その上で新しい秩序や新しい平和や幸福の価値を見出さなければなりません

その入り口にも達していないのが現実の平和社会ではないでしょうか

 

 

就任の時の基地問題の言及から マイクは 鳩山は民主主義で潰れると予感しましたがその通りになった

この国は進歩主義でも保守主義でもなく 保身主義の合衆国 合集国 合醜国

利己主義者の集団に 多数決民主主義はなにになるのだろうか

民主主義に和解があるのでしょうか

 

自己中エゴ老人の世界にいる私マイクが 民主主義について考えてみたけれども エゴの世界に可能性はないと感じている

既にそのことを「私のエゴに述べている と言うより嘆いている

またマインドイノベーションでも説得・合意妥協・納得について その難しさを嘆いている

和解の難しさは 共存か棲み分けかと言う私のもう一つの大きな最後かと思っているテーマとも絡んでくる

また愚民が告発し一機もせよ「マインドイノベーション5 内部告発の時代」で説いた

 

嘆くだけでは進歩が無い

また民主主義を幻想としている間は進歩が無い

賢人に愚民が利用されているのは賢人の怠慢であり犯罪です

賢人が王侯貴族化している犯罪に気づかず安寧しているからだと言いたくてこのページがある

 

進歩主義は過分のエネルギーとリスクを伴う

リスクを弁えない限りニヒリズム的に滅びる 喩え民主主義でも

救いをもたらすのは保守主義しかないのか

ロハスやスローライフに自由平等を期待するしかないのか

そのようなユートピアしかないのかもしれないが それでは何となく寂しい

古人のパワーのページの「私の仙人道」にその思いを載せています

民主主義がユートピアをもたらすと期待していたのに だんだん悲観的になった

仙人ばかりになったらユートピアでなくなると言うのに そんなことまで考えるようになった

 

 

こう考えてくると 民主主義の不完全さについて 次第に分かってきたのが自己中

自己中が民主主義をつぶす

近代化 産業化 都市化が自己中に

自己中批判をしなければ また批判しないことをも非難しなければ

 

このページを考えているうちに 単なる和解の難しさや民主主義の不完全さを嘆いていても根本解決はない

全てが自己中に原因があるのではないかという予感がしてきた

改めて 自己中を考えてみることにします

 

民主主義は自己中集団のルール

自己中集団にユートピア存続は不可能

 

内部告発 そして一揆がユートピアを導くとも考えていた

しかし自己中が内部告発を避ける 一揆など自己中にはあり得ない

見て見ぬ振りをする自己中

知らなくても見なくても済む今時の世相

見て見ぬ振り 都合の悪いことは無視する それは自己中そのもの

 

世界は誰のものか 神すら見捨てたユートピア 愚民の掴んだユートピアから 賢人はその限界を超えられない

話がくどくなるばかりなので一先ず終わる

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ギリシャの民主主義は何所へ行った

如何して財政危機の社会主義国になったのか

 

中国から儒教精神が消え 個人主義国に変化した経緯は

 

自己中から更に まだまだ考えなければならない事が多い

 

         

           

 

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