マインドイノベーションイメージ3説得・合意妥協・納得再考

             2010.4.30    マインドイノベーションのページに戻る トップページに戻る

 

今時の世相の乱れを他人事のように悪戯に嘆くだけでなく 自らにも大きな責任があると懺悔し それなら罪滅ぼしをと

マイクはそう考え思い込み 余生を世直しに捧げんとして考え悩んでまいりました

しかし所詮の微力 如何ともし難しです

 

微力な市井の凡人愚人に何ができる訳でもないことを 嫌ほどサラリーマン人生で味わってきましたが それでもやっぱり

諦めず懲りず 死して閻魔大王に裁かれる前に 罪滅ぼしをたっぷりしておきたいと それだけがマイクの思い

それがリタイア後の 私の余生の全てであると自覚しています

 

さてそれにしても そんな思いは自己中な 独り善がりではないかとの見方は何時も自問していて 分かってもいます

もし 罪滅ぼしが自分だけの自己完結で済むものであれば 腹を切るなりなんなりで達成することもできましょう

しかし実際は 確かに自分にも責任はあるにしても 世の中が その誰とは言えないまでも世の中に大きな原因があります

 

その世の中を変えなければマイクやマイクと同じように世の中を駄目にしてしまった者達の罪悪の罪滅ぼしはできません

マイクは先ずその自覚をマイクの近隣の人たちに訴えようとしています

マイクの思いが分かってもらえなければ マイクだけの只の思い上がりなのです

 

マイクはそうは思っていません 分かって貰いたいし貰わなければマイクも共に地獄に向かうと思っています

マイクは地獄を信じ 地獄には落ちたくありませんし 共に生きた仲間と一緒に行く訳にはいきません

仲間達の認識がどうであるかと これまで多くの昔の仲間と話してみましたが 全く自覚はないと言っていいでしょう

 

脳天気と言うか 自己中そのもので 成功的人生を過ごしてきた輩達は 自分の力量で今があると言う者ばかりなのです

そうではないとマイクの考えや思いを話すとバカにされるのが落ちでした

これからもそのようにして 彼らが楽に作り上げた日本の遺産で若者たちもイージーにやって行こうとするでしょう

それに何の責任や危惧もないと言うのがオッサン達の見解なのです

 

こんな状態に我慢できず 彼らに何かできないか考え悩むマイクです

悩むばかりでなく 人を説得し 納得させ 妥協させられるか その難しさを何時も感じます

それがこのマインドイノベーションのページを立ち上げた切っ掛けです

 

リタイアの後 もう何年にもなる

考えても 考えてもその難しさを悟らせられることばかりで今になります

その結果このページの進展は 何時まで経ってもこのようなレベルのものでしかありません

 

それでも考え続けますが 難しさの喩えとしてソクラテスの話があります

 

ソクラテスの妻クサンティッペを世界三大悪妻の一人(モーツアルト・ナポレオンの最初の)とするエピソードには

以下のようなものがあります @ウイキペィア

ある時妻クサンティッペはソクラテスに対して激しくまくしたて 彼が動じないので水を頭から浴びせた

ソクラテスは平然と「雷の後に雨はつきものだ」と語った

ソクラテスが語ったとされる言葉にこのようなものがある

「セミは幸せだ なぜなら物を言わない妻がいるから」

ソクラテスが語ったとされる言葉にこのようなものがある

「ぜひ結婚しなさい よい妻を持てば幸せになれる 悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」

「そんなにひどい妻なら別れたらいいじゃないか」と言った人に対し ソクラテスが語ったとされる言葉に

このようなものがある「この人とうまくやっていけるようなら他の誰とでもうまくやっていけるだろうからね」

ソクラテスでさえ 自分の妻を説得できるようなことは何もなかったと言う

 

ましてマイクおや 何もできません

女房に対して出来ないことを他人に対して出来る筈が無い

それが真実であり真理と言うものでしょう

 

しかし何かある ディベートを尽くす このことが答えではないか

そのための努力とその方法を作り上げるのが 人の歴史の使命であるように思う

ソクラテスも出来なかったし 今のマイクには勿論出来ないが これから作り上げなければならにものなのです

 

マイクには好きなテレビ番組があります

やしきたかじんの そこまで言って委員会

終わってしまったが 田原総一郎のサンデープロジェクト 朝までトーク・・

そんなテレビや年寄りのトークでなくとも 巷で耳にする若者たちの話の中に これらのヒントや可能性が一杯ある

若者の本音のぶつかり合い そして終わらぬ馬力と情熱 妥協を求めあうゆとり そして自在変化に妥協し合い 罪を問わない許し合い

現実の世間を見ていると そんなに難しいことでもないように思ったりもする

 

それは陽明学で生きることでもあるように思う

ひとりで考えるだけでは バーチァルシミュレーションで終わる

仲間を集めて行動する 広める

結論や 総意を その時々に確認する

そしてやるだけ皆の合意でやってみる

合意でやめることも 変えることも機敏に

 

仲間意識をつくらないと仲間ができない

しかし仲間に固執してはいけない

仲間が仲間を縛る

 

個人情報保護など 逆行した思想が蔓延るのは ディベートの放棄の結果でしかない

グラスノスチを放棄している 否定すらしている 単なる面倒放棄でしかないのに

 

民主主義の民主党が 普天間の問題を民主主義で解決できる筈がない

愚民の欲求を民主主義がまとめるようなルールを持ち合わせてはいない

 

最後は感想の羅列で終わってしまいましたが 答えが見えていないので 書き続ける自信が無くなります

まだまだ言いたいことがあるのに終わってしまうこと自体問題なのですが 少々疲れましたのでまたに

 

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