私の罪滅ぼし 闘う老人道   諦めないマイク   簡単には・・・

  のマイク  2011.4.25 古人のパワーに戻る トップページに戻る

 

マイクの老人道 人生の弁え を考えるシリーズ 「私の秘密道 「私の失敗道」 「私のリスク道 の続きに 諦めることも大事だと説いた

その「諦める老人道 はそれまでのチャレンジ精神を粋がった話しとは逆行するようで 勿論マイクを諦めだけで見られると 男らしさに欠けて惨めだ

それでここにマイクのチャレンジ精神をもう一度述べることで それだけではないことを弁解させてください

 

「諦める老人道」は 闘うことの大事さばかりでなく 諦めるべき時もあることを纏めてみたものです

でも諦めるだけではないことにも自信があるマイクです

これまでのマイクの人生でのそう言える面を思い起こしてみます

結構失敗を恐れなかったり 秘密にするなら止めておけばいいことをしてしまうくらい図々しかったり リスクを張る勇気など 人並み以上ではないかと自負していますが 中々他人からは理解されてはいません

孤独感いっぱいのマイクでした そんなものでした

 

 

マイクの気性は大人しくおっとり消極的と 誰からも見られているでしょう

和して同ぜず」を子供のころから教えられたのがマイクの人生です

しかも和するウエイトが殆どだったように思います

その通り 優しい男と誰もから思っていただけるのではないでしょうか

和すことに我慢することに慣れてしまっている忍耐強いマイクです

しかし逆にストレスを沢山溜め易く 我慢ならず闘ったことが間々あった人生でもありました

 

サラリーマン現役のころは家族に対する生活責任の制約があって 気持ちをセーブし我慢しなければならないのが現実でした

今老人となったマイクには なんでもできそうだと思いたいのですが 実際には世間体や色々の制約があるのがこれまた現実です

 

然し老人だから出来る 憚るものが少ない身分だから

残り少ない人生の最後だから 無責任覚悟でやれる筈かも 

老人だからしなければならない 地獄に行かないために 罪滅ぼしのために

 

やり逃げが出来る老人 そんな多くの老人を巻き込んでやるべきことがあるのではないか

無責任が可能な老人に 責任ある罪滅ぼしを

そんな思いで そう思いたくて そしてやったことが少なからずあります

 

このような 「世直しと罪滅ぼし」のページに書いたような老人を夢見て このHPを立ち上げています

実行実践はそう容易いものではないので 殆ど夢見るだけのマイクですが 思いはしっかり そして何時かは・・・

 

 

喧嘩事には何時も関心があり 他人事でも燃えます

喧嘩は強くないのに 強ければ大いにやりたい そんな気性が確かにあります

伊達にを生やしたのではない

見かけだけでも強くすればとの思いからでした

 

喧嘩を見ると仲裁はやりたいが その場面に遭遇することは滅多にない

あれば必ずやってきました お節介が好きだ

心斎橋で 酔っ払いが管巻いているのに仲裁の積りで傘を盾に割り込んだことがある

白川桜祭りでも 酔っ払いの絡みに喧嘩仲裁し 周りのクラブのママさん連中から後で接待されてモテたことが忘れられない

 

お節介と同じく 頼まれたら断ることが出来無いのもマイクのマイクたるところと 自分では思っていたいのですが

この程度のことは 限が無いので 自分で今思い出し笑いを幾つかするだけにして終わりにします

 

 

現役の仕事でもマイクは戦ってきた積りです 実質は 気持ちだけだったかもしれませんが

コンプライアンスでは先進的な企業であったが 社員はそれについて行かない

マイクはそれに応えて 社長に裸の王様ではないかと公開メールした

結果は軽くあしらわれただけだったかもしれないが それより社員に理解されなかったことの方が癪だった

内部告発の問題として マインドイノベーションの 「内部告発の時代」で語っています

 

現役時代に上司や仲間と仕事で張り合った半合繊事件

弱小事業でも好成績の事業を担当していた

部長は自分の出世のためにその事業の利益を 苦戦する主力合戦事業に貢いだ

誰も批判しなかったことにマイクは我慢がならなかった

護摩磨りばかりのサラリーマンを嫌いになって 馬鹿にし そして結構闘った積りです

サラリーマン軽蔑の気持ちは 「梅岩再考」に発展しました通りです

 

人質嘱託事件も 悲しい事件だった

リタイアの後 得意先カーメーカーに人質となって両方に恩返ししようとしたが 元の会社の体質に怒りを覚えた

懸命に体質を批判し改善しようとしたが嫌われたので辞めてやった

得意先も 会社は立派だが 社員はどこも金太郎飴だった

あんな奴らとは口もききたくない それでも最後に お世話になったお礼に批判文書を残して辞めた

40年もやってしまったが サラリーマンを本質的に嫌いなマイクだった

日本にいるのは サラリーマンばかりで ビジネスマンらしき人はいない

 

リタイア後のボランティア活動でも張り合ったことがある

京都ビエンナーレ竹土未事件

アートセンターと地域自治会との協調のツールであることを狙ったアーティストの思いある作品の設置保存について センターと自治会と若いボランティアの間にミスマッチがあり 新聞沙汰にもなった

マイク一人が悪者になって間に入って解決しようとしたが センターの曖昧さに怒りと諦めで泣かされた

芸センの竹土未プロジェクトは お役人仕事への妥協と言うマイクの現役に似た現実で 最後は諦めで終わった

 

てんとうむし綱渡り事件

よく似た事が今年また起こった

この詳細はもっと発展して変革されることを願っているので その時にまた書き残そうと思っています

問題が無ければ革命は起こらないし 問題を大事にしなければ成功しない

京都ではややこしいことには蓋をする人たちばかりで 問題を見て見ぬ振りをするので戦いにもならず終わってしまった

ボランティア仲間からも嫌われ 問題提起したアーティストもキュレーターも去って今はマイクが孤独に闘うしかない

綱渡りプロジェクトは マイクはもう戦えるステージになっていると判断し これからも闘う

 

古人のパワーに戻る トップページに戻る

 

話変わって 高田渡の主治医でフォークシンガー藤村の追悼ライブが 2011.423に 京都の捨得であった

彼は2007に 「老人は国会突入を目指す」 作詞・作曲…藤村直樹、補作…長野隆 を作って 昨年62歳で死んだ

マイクの世直し老人道に通ずるところがあるので 歌詞を転記してみます

 

日本中の村から町から 都会の谷間から

車椅子で 松葉杖で 老人たちは 国会を めざす

よたよた よぼよぼ こけつ まろびつ

ぜいぜいと 這いずりながら

政府を 倒すために

 

その夜中 メ―ルは

日本中をとびかった

老人よ!見捨てられたものたちよ!

国会 をめざせ! 政府を倒すために!

 

その2日前 ついに 保検料は

年金より 高くなった

日本中の 僻地から

郵便も小包もなくなった

 

病気になっても 医者にかかれない

だいいち 医者まで 行くこともできない

治療薬は高くって もらった院外処方箋を破る

 

ひ孫はもう 産まれない

いや 孫はもう 産めないのだ

産科の医者は 過労で倒れ

金持ちだけが アメリカへ産みにゆく

 

たった2パ―セントの金持ちたちが

日本の富の 95%を持ち

貧乏なものは 孫子 まで

生きていくことさえ おぼつかないのだ

 

初夏の夜中 少し認知症 の

ひとりのオタク老人が 思い出した

そうだ 俺たちは 団塊の世代

果たせなかった 国会突入を!

 

その夜中 メ―ルは

日本中を飛び交った

老人よ!見捨てられたものたちよ!

国会を めざせ! 政府を倒すために

 

追い詰められた首相は ついに

国防軍への ホットラインをとった

老人のデモ陣へ 発砲せよ

 

兵士たちは とまどった

自分たちの 爺さんや

ばあさんを

撃ち殺せとの命令に

 

それでも アメリカ軍から派遣された

司令官は 命令した

引き金を 引かなければ

お前たちは 軍法会議だ!

 

泣きながら 兵士たちは

機関銃を 発射した

 

何万発の銃弾が

しわくちゃの 皮膚を裂き

しなびた肉を 骨租しょう症の骨を

こなごなに 吹き飛ばした

 

それでも 老人たちは たじろがなかった

失うものは 命さえ もう何もない

わしらの世代は 必死で 生きてきたのだ

 

たとえ精鋭の国防軍でも

何千万のじいさんを

何千万のばあさんを

すべて射殺する

ことはできない

 

ついに 国会正面を突破した

血まみれの 爺さんと ばあさんと

兵士たちは 抱きあった

泣きながら ともに 議事堂へ 行進した

 

そして ひとりの ばあさんが

血まみれのTシャツを

議事堂のてっぺんで

高々と 振りかざした

日本国政府に止めを刺すために

 

この話を 聞いたたあなたは

たわごとと いうだろう

けれど この国は きっと

その夏の夕暮れにむかって 進んでいる

 

この長い歌詞に彼の思いが込められている

国会突入を実現できずに思いだけが歌われている

誰が後を継いでくれるかも定かではない

医師にそんな人はいるのでしょうか

学者や政治家に そして市民や歌手やアーティストに

 

マイクも現役時代に 中之島に大勢いるホームレスを見てショックを受けたその日に 大阪御堂筋パレードをも見た

そこでパレードを見て直ぐ思ったのは 彼らを連れてパレードに飛び込み参加して この実態を世に知らせしむべきと思った

まるでジャンヌダルクの様な気持になってそうすべきと奮い立ったが 実際にそうやすやすとはできないジレンマを経験した

そのことは ホームレスに強い関心がある今まで 無念に終わったことの後悔が強く心に残っている

60年安保時代に育ったせいかもしれません

 

古人のパワーのBBS 2011.4.20にも書き込んだことを転記します

この歌詞これこそマイクがこのホームページに 老人は地獄に行かないために懺悔し罪滅ぼしの行動をすべきであると説いた老人世直しの勧めとズバリ一致する
生活のための仕事と言う制約があったと現役の現実から解放された老人なのに だからもう今は何でもできると言うのに 遊びに浸る老人ばかりしかいない
毎日行く大きなスポーツジムには 一杯の年寄りが昼最中から他にすることないとばかりに遊んでいる
年寄りでも出来る 現に役に立つ仕事がある筈です

藤村は死んだが マイク一人でも彼の歌を歌って国会に向かいたい
樺美智子の世代として 責任を感ずる

 

 

出来なかったことも今なら出来そうなのに 必ずしも実行することなく日々を無意味に過ごす

それでもマイクは老人道なる理想を掲げ 毎日悶々と考えた一部をこのHPやブログに載せている

「古人のパワー」の中で 「閻魔の時代」「世直しと罪滅ぼし」と また自死本の読後感ブログの中でも 老人道を語っています

 

老人マイクの最後の望みは 仕掛け人になって また仕掛け人仲間を大勢作って世直しをすることです

老人にしかできないことはあるのです

放射能を浴びても またエイズも今更怖くない老だから出来る罪滅ぼししなくして何が人生か マイクはそう思って残りの余生を大事にしたい

 

ただの言葉遊びどころか それを生業として愚衆を利用しているとしか思えない学者や宗教人のような 話しだけで終わらせたくない

HPに書き込むだけで済ますのではなく 梅岩の説く陽明学に従い 実践のためにマイクは闘おうと思っています

その気持ちだけですが 修行足らずなのでしょうか 焦る気持ちで堪らなく切ない

 

「世直しと罪滅ぼし」

 

inserted by FC2 system