告白 私の自慢の失敗 そして 私の失敗道   2011.1.3 古人のパワーに戻る トップページに戻る

 

秘密こそ人生を充実させると 先のページで説いたのが「私の秘密道」

それを受けて 今回は秘密にしたくなる出来事や 秘密にしたくなる本物の秘密の中でも たかが失敗くらいでは秘密にすべきではないのではないかと言う思いをこれから述べます

 

失敗 それこそ自分や他人を豊かにする可能性のあるものではないか そういう思いもあってこのページを立ち上げました

失敗こそ人生 人生の宝 人生の勲章 人生の誇り

 

もっと言うなら 失敗だけが他人への自慢できるものなのではないか

他人は他人の成功話を羨ましくは思っても 必ずしも祝福してくれない

 

しかし 失敗話なら 軽蔑的な目をして聞いてくれているようでも 心の底ではそのうちそんな失敗できることを羨ましく思っているのです

何しろ失敗は成功の元 失敗した人は必ず成功・前進する可能性を得たことになり 良い話なのです

また結構 他人の失敗話は聞いている者には 成功自慢話と違って退屈しない物なのです

 

それはまた 誰でも 自ら意識的に失敗することは難しいからなのです

恥ずかしがらず 誇らしげにグラスノスチするべし

暫くの恥を忍んで 何れは誇らしげな自慢話となることを信じて 失敗道の信条を 自信を持って通しては如何でしょうか

そう思って多くの方にお勧めすべく マイクは少々恥を忍んでこのページを立ち上げてみます

 

単なる恥ずかしさや 罪悪感で秘密にするようなものではなく 自分の失敗 つまり敗者と意識してしまった恥ずかしさから 失敗と決めてしまった事柄 それは立派な失敗なのです

「私の秘密道」で語ったエロいことや 懺悔すべき悪事の様なものではなく 清く正しく しかし負けは負け 或いはやらなくてよいことをやってしまって 後から考えるとやっぱり人には言えない失敗だったと言うようなこと そんな失敗

 

実例を挙げた方がよいかも知れない

私の生活で はっきり言って中毒 或いは依存症と言えるものが幾つかあります

理性的に振舞っているので 心身異常になっていませんが はっきり言って人に言えないアルコール依存症なのです

秘密と言うほどではないのですが 飲む量を話すと誰にでも軽蔑的に見られてしまうので余りこのことは話ししません

 

それでもマイクは 酒を理性的に知的に利用すれば素晴らしい生活が過ごせることを 「私の酒道」で語っています

それこそ自慢できる幸せだと語っていますし 正しく 清く正しいのですが 余り共感してくれる人はいません

私の酒道と言う信条には敗北感がある訳ではありませんが 理解してくれる人が少ないことは結構敗北感に近いのです

何れ必ず理解されると信じて 人を見ては力説していますが なかなか儘なりません

 

酒では堂々と失敗と言えることがいっぱいあります

酔っぱらって 大きな溝に嵌って行方不明死になりかけたこと 地下鉄階段で転倒し前歯二本折ったこと 自転車転倒で顔面・肩・腰強打 その他もろもろ

道玄坂のヤクザバーでぼられたこと 大阪新地で17万ぼられたこと この類は得意話として話せるほど一杯

 

これらの失敗は マイクを後で勇気づけてくれたものばかりです

酔っ払っての失敗はもっと厳しい仕事上の失敗などと違って 時々することはお勧めです

仕事のことでも 偶にはクールになって考えるべきことを 酒の失敗が間接的に教えてくれます

これくらいのことでへこたれるべきものでもないし 実にいい薬になり 予防薬にもなりなす

 

酒に関係なく素面での失敗は 長い人生だから一杯あります

それも仕事や家庭のこととなると マイクだからと言うほどの特別のことはなくなるので 余りここで多くを語らないこととします

仕事ではサラリーマンとしては失格者の部類で 色々の失敗を抱え 苛々しながらボヤキのマイクを通した

色々の失敗がマイクを正義者として育ててくれたように思っていますが 誰でもそうだと思いますので これくらいで次に家庭生活に

 

ごく普通のサラリーマンでしかなかった仕事一途のマイクは 家庭生活では余り子供の教育や家庭の幸せに気を配っていなかった所為か 完全に今その結果として恥ずかしい家族状態でしかありません

しかしこれとて 社会の一般的後退的敗退的状態と重なるところがあって ここで恥をさらしたとてあまり参考にもなりませんのでこれくらいの状態だとお話ししておくだけで止めておきます

 

それでもマイクのマイクらしいところを探して ここにグラスノスチしてみます

それらマイクらしい失敗の歴史がマイクを更にマイクらしく自分で自分を作り上げてきたのだと思います

それで これから子供のころから思い出せることを 逐次羅列してみます

 

坊ちゃん育ちの子供のころは 気は小さかったが勉強好きで殊更辱められる失敗はなかったように思う

夏休みの日記を母親が全部書いたままだしたり 兄貴に作文してもらったのを先生から咎められたりしたのを思い出すが ズルイ生き方を身に付ける上で自分つくりになっている

自分で書いた厭らしい表現のあるラブレターを 親に見られ恥ずかしかったのだけは不覚でした

この程度のことでしょうか

中学ではモテてはいたのですが 恥ずかしがりやで損をしたことばかりが思い出されます

やっとけばよかったのにとは悔しいばかりで 失敗とは言えるかどうか 余り自慢できる失敗話ではありません

 

高校・大学生の頃は女縁が薄かった

失敗らしきこともなく 残念としか言いようがない青春であった

蛇を家で飼っていて逃げられて 近所で騒がれてバレてしまったような そんな程度です

望遠鏡で風呂屋を覗いていたのを 近所の人は多分みんな知っていて有名であったに違いないと思うのですが これとて今更どうしようもない恥ずかしいだけのことです

 

就職しての独身サラリーマン時代は短くも思い出多い秘密一杯の時代です

良いこと楽しいことには限が無いくらいですが スキップしておきます

 

結婚してからは 直ぐに子供と仕事で多忙な生活でした

失敗の余裕はあったでしょうか 或いは結婚自体が失敗だったように思っているのが現実です

このことも普通一般に 多いとは言いませんが よくある面白くもないことですのでスキップします

 

仕事での失敗も一杯ありますが 並みのことですので面白くないでしょう

大体が嫌なことばかりが思い出され その失敗が成功の元になるほど日本の会社は寛容ではありません

マイクの失敗が成功に繋がらず 事業撤収に至ったケースが多く 花を咲かせることができなかった 従って実のならなかったサラリーマンでした

 

その中でも単身赴任で仕事半分遊び半分の時代が二年半あります

そこで命拾いしたような事件や事件寸前をスリリングに楽しんだ時期があります

単身赴任が男を作る」と言う本を娘からプレゼントされて赴任してその通り これらのスリルがマイクを男にしてくれました

これも酒に絡んでいます

また普通のサラリーマンが経験することはないでしょうとはっきり言えます

自慢と自信の でも結構恥ずかしい事件ですが 話せば長くなる程のマイクらしい話しができます

これだけでもページに出来るので ページを改めたいと思います

失敗が男を作ると言うのではなく リスクが男を作る 「私のリスク道」として

 

実らないサラリーマンのマイクは 仕事にも限界を感じて50歳の時 如何自信がついたか 或いは切れたか 髭を生やしてサラリーマン失格宣言をした

その後の50代は 無難な40年のサラリーマン生活の中でも 人生の充実を意識し遊びに励んだし 仕事も信ずる通りに進めようと心掛けた

実際はそんな格好良いものではなく 髭すらその時代にはひどい抵抗を上司から受けたし 護摩摺りで鍛えた仲間たちから馬鹿にされながらも耐えてきた

 

こう書き上げてみて今更気がついてもしようが無いことですが 自分の人生の面白みの無かったこと そのこと自身が つまり人生全体を振り返ってみて自分の生き方そのものが失敗だったと気が付きます

それでも 次のような事件で 失敗道と言う啓示を受けました

 

冴えないサラリーマンのそんな中で 親の遺産を弄んでみようとした先物に嵌ってしまった

仕事の充実感を味わえず 悶々としていたから嵌ったのかもしれません

でもそのような状況に巡り合わなかったらやっていないかも知れないとしたら 果たして無難な仕事で終わっていた方が良かったのか こうなった方が良かったのか

 

失敗道の信条を天から与えられたのは 金先物での大損 つまり失敗でした

それまで 眠れぬほどの失敗は 車の事故など 或いは振られて腎炎になって・・等多くありますが 額が大きかったために 数日眠れませんでした

先物取引は サラリーマンが仕事しながら隠れて出来るほど悠長なものではありません

そのような状態に嵌ってしまっただけでも眠れません

それが大損に蹴りを付けた時に その苦しみから脱却するために思い立ったのが これまでの失敗で辛かったことを羅列し思い出すことでした

それらの失敗が 実はマイクの人生そのものだと気がつたのです

そしたらいっぺんに気が楽になって この失敗が次の肥やしになることを体感し 楽観的になりました

それ以降株の大損とも重なり ギャンブルから遠のき 新聞の株式面に目を通すこともなくなり その時間だけでも自分の時間が多くなったことを自覚し 幸福感を得ています

 

失敗道の先導師としてのマイクは 誰彼となくご自分の失敗を羅列してみるようお勧めしています

必ず充実した人生の大事な一部になっていることを自覚できると思います

その後の人生でそれが役に立つこともあるし 心の豊かさを感ずることも多いのではありませんでしょうか

 

仕事をリタイヤしたころのことや その後のボランティア活動や 地域でのお手伝いでの平平凡凡とした今の生活の中にもお話しできることがあります

毎日通うジムでの付き合いの中にも苦しむ程の悶々とする話しがあります

これらがまたマイクの老後の刺激になって 人生の残りを充実させてくれています

 

まだまだ失敗を繰り返せる間 マイクは充実した生活と進化をしているのだと信じて 失敗を恐れず毎日自信を持って生きてゆきます

と言うかそんなに簡単なものではないのですが 勇気を忘れずやって行こうと思っています

 

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