マイクの経済学不昧

                           2010.4.1

不昧とは 昧(くら)まさないこと 物欲に心が眩まされないこと

無門関(宋代の禅宗仏書)の教えの一つに不昧不落とある

同意語(意志堅固 確乎不動 確乎不抜 鉄心石腸 鉄腸強胆)

不昧流茶道の松平不昧(松江藩七代藩主松平治郷)

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このページの制作動機とお願い

素人だからと分からないで済まし 新しくも複雑な今の金融混乱を納得できないのは当たり前とする

でもそれでは済まされない 許せないほど滅茶苦茶な影響を世界中に振り撒いているのに 誰にも犯罪意識がない

許せない気持ちで悶々とする そんな日頃の思いを書き出してみることにします

無知をさらけ出すようで恥ずかしいのですが 分からぬままではもっと悲しい

整理してみると少しは分かるかもしれないし 何方かのヘルプを頂けるかも知れない

 

金融危機以来 あの忌まわしいノーベル賞学者によって解禁されたネオリベや これ見よがしのアメリカの世界覇権も この度の失敗に懲りてオバマは変化すべしと宣言したが 自らの身内からでさえ支持された様子はない

ギャンブル経済が世界に蔓延しているが これに何の疑問もないようにしか見えない

こんなことでは人にも地球にもいい筈がない

何故こんな経済が当たり前に世界に蔓延しているのか分からない

そんなことに悶々としていることに 何方かのお教えを頂きたいものと思いこのページを作りました

そこでマイクの理解できない 納得できないことを先ず羅列するところから始めましょう

 

現物と現金の関係を理解できない

「虚数の世界」のページは その関係を理解できないので始めたのですが 実数と虚数の対応を理解できないようなもの

現物があっての現金はどこから生まれ 何を何処まで保証してくれるのか

物々交換で家を建てるのは困難であり 通貨の恩恵なくしては不可

それは確かだが恩恵ばかりではない 何故か弊害もあるのに目を瞑る

元の現物の価値は時と共に変化し 益して価格は於いておや デフレにインフレ プレミアムやディスカウント

現金は更に激しく拡張収縮 変化変身 数字は変わらないのに

その関係は実感できるようでも ありそうで見えない

 

政府マネー 電子マネー ITマネー 地域通貨 バーチァルマネー

株 証券 デリバティブ ネズミ講 金融やくざ 政界癒着 悪の温床

 

知人との交換 特定多数との交換 それが不確定多数とに拡大 しかも地域からグローバルに

個人と法人と政府と 裏世界にまで金また金

ヤクザな国日本は 金融実務を 因縁因果義理人情の世界にまで依存する現実

 

こんなことの繋がりを少しでも「見える化」したいとの思いの「虚数の世界」のページです

 

金融とは ファイナンスとは 本当に±0で安定か

資金の時間の流れで融通する金融 ミクロな投資の仕掛けをファイナンス 空間の流れは為替

現物は命の様に増減し 常ならないのが現物なのか

現物と違って現金は マクロに定常で安定な商品とも言われるがそうだが

いや 金融商品は常に±0で創造されるが 消滅もするするし拡大もする不安定商品では

 

ゲーム経済ならまだいい ギャンブル経済でも 否ペテンや詐欺では先がない

人の褌で自分が設ける 褌経済

共の結果を個が取り込む青色レザーの男(MSは1万ドルで契約とか)

金融にもファイナンスにもストックとフローがある その増減と安定性は

錯覚経済ではないか

本当に分からない 経済とは何か 見えない経済

それを見てみたい 見えるようにしてみたい

 

経済成長でしか仕合せは得られないのか

経済学は質の向上でなく 増量を夢見るだけでないのか

資本主義経済は規模拡大を前提とするようだが 均衡安定状態は何故悲観的か

そもそも何故拡大すべきなのか 拡大の神話はどこから来たか

成長率とは規模拡大のスピードを言う スローライフでの拡大はあり得ないのか

エネルギーを浪費しエントロピー的汚染をしても 充実感を錯覚できるのは何故か

進化とは 拡大しかないのでしょうか 汚染は破壊と退化ではないのか

 

格差つくりが目的らしい

経済拡大は均質でない格差つくりを目的とする

拡大でしか格差をつくれないのか 均質な拡大に意味はないのか

エネルギーのシェアが格差であり 生まれた格差をどうするか

格差はハイエントロピーか 分散拡散均質を低エントロピーとするのか

回転経済では 金は回転すればいいと言う天下の回りもの 格差も回転するか

蓄積経済なら 金は貯めなきゃ

エネルギーフロー分散よりストック集約を

エントロピーレベル集約度・高質化・多様化を 見るべきでは

人生は 多様で自由で安定な選択選定の幸せを拡大経済でしか求められないのか

 

経済優先社会になったのは何故

経済状態が生活の全てであると錯覚する錯覚社会

みんなで錯覚すれば幸せだと言う宗教社会

効率的 経済的 経済優先主義からは 均質 均一 ホモユニな社会生活のみ

文化を忘れ文化を必要としないビジネスマン社会にどうしてなったのか

見るスポーツとパチンコがあればいい貧しい幸せ人が一杯になったのは何故

金次第の幸せを信ずる人が幸せそうに蔓延る

物欲汚染経済 資本主義

ネパールは今・・・ ブータンは大丈夫か GNH国民総幸福度が本物なら・・・

 

如何見ても可笑しい社会的風潮を

マイクは何となくだが疑問に思っている 経済学者はどこを見ているのか

量子力学のように経済を見るノーベル賞学者も マクロ経済学者も何処を見ているのか

食料問題 資源やエコロジー など人口増大がもたらしている問題

‘72 ローマクラブ 国連人間環境会議で 成長の限界 宣言された筈

無限地球社会から有限地球社会に到達しているのに それを知りたくないで済ましている

金融経済の拡大も ネズミ講と同じで 実体経済を何倍も上回って崩壊する

すでにグローバルに何重にも地球を覆う

虚像はレンズや鏡の虚曲率でいくらでも拡大する

マジックをスピリットと錯覚し その錯覚を利用した詐欺師が横行する

金融基本法改正で ヤクザの活躍を期待する日本経済

米国は性懲りもなく経済マフィアが

 

競争社会が自由で平和平等社会になるのか

社会が発展するよう無駄を少なくするために 効率優先としての競争原理がある

競争は格差を作るためにあり その格差は拡大することで発展が美しく認識される

格差は文化を多様化する 貧富も多様化の一つのパターンでしかない 世界に貧富があってこそ美しさが輝くとか

正義不要 モラトリアム(執行猶予)経済 モラルハザード(危険回避逆行) 地下経済は快適らしい

美しさを求めて何でもあり 儲けて何が悪いと見得を切る

 

こんな迷信が格差を擁護する

今はかってのレーニン信仰者まで格差を享受している

プロレタリアートはブルジョアを夢見て無言を通す だからブルジョアは安穏

格差拡散に抗するには 目的に向かう小さなエネルギーが集合するしかないのです

それができないくらいになってもプレカリアートは団結しない

弱者には自爆テロしかないと言う現実を 誰も嘆いていない

 

アンフェアトレード拡大の現実に立ち向かう

ヤーギン&スタニスロー『市場対国家』は その思想的課題を正しく表現するなら「資本対社会」であると誰かが言っていた

「市場」という商品交換経済一般の問題ではなく 無制限に利潤を追い求める「資本」の問題であり そして「国家」による統制がその対抗軸なのではなく 「社会」による「規制」「制御」こそが その資本の無限の利潤追求欲にたいする対抗策なのであると

 

アントニオ・ネグリの言うプレカリアート達は立ち上がっていると言っていいのか

ギャンブル経済学をグローバル化したノーベル賞経済学者達は反省しているのか

経済界は荒廃した世界の浄化を真剣に考えていると言えるのでしょうか

 

石田梅岩がまた見直されていると言う

梅岩にすがっているようではまだまだだろうと思う

 

近頃の不景気をチャンスに革命は起こらないのでしょうか

リーマンの直ぐ後は 金融危機本が一杯あったのに 直ぐに飽きられたように落ち着いてしまった

景気はバブルの後無残なままであるのに どうしてこうも冷静なのか

このデフレに ワーキングプアやスローライフは単に話題としてマスコミに利用されているだけだ

ネオリベに反論する内橋克人や宇沢弘文もいるが力が弱く見えない

政治に期待できなければ何に期待したらいいのでしょうか

 

科学は生物に学ぶが経済学も生物の経済センスを学べ

生き物は 生死で復活再生進化する

生命は新陳代謝(メタボリック)で 維持 長命 若返りをする

人は人工物の大量消費と使い捨てで景気を活性化する

ゴミが文明を拡大する 汚れが文化を美化する 美しく見えてしまう

 

長寿な古木は 成長生成はないが 立派そのもの

機械はメンテナンスで置換交換廃棄し メタボに延命できる

 

先ずはこんなところで一先ずとします

何方でも ヘルプを少しでも頂けると嬉しいです

宜しくお願いします

 

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初歩的経済理解のためのキーワード

マイクは 経済学に関心があったこともありますが しっかり学んだことはない

今は機会あって つぼにわ会のメンバーとなって 立命館の非常勤講師洛水さんに弟子入りして社会学を学んでいます

その時に経済学として勉強した項目だけでもここに羅列しておきたく思います

沢山学んだようでも 今世界に起こっているギャンブル経済が分かるまでもなく 許せる訳でもありません

 

GDPと成長率

マクロ経済政策としての財政政策と金融政策

労働生産性と設備投資で生産性向上

需要と供給と景気の循環

商品とサービスと情報の 付加価値

市場と価格 比較優位の原理

所有権と保護政策 所得再配分政策

取引費用

税各種と方式 効率性と公平性

長期債務残高 負担と受益の相殺

民営化 失業 物価指数 インフレの不公平 デフレのスパイラル

マネー現金預金 経済取引決済用資産

金融市場 資産の貸し借り 金利 リスク

法人 株 株価 配当 キャピタルゲイン・ロス 投機 情報 投機バブル・崩壊

国債地方債 債券社債 証券(株と債券)

流通市場 (新規)発行市場

中央銀行の商品としてのマネーとその価値安定化政策 政策金利(公定歩合 コール金利)実質金利

国際収支 貿易サービス7兆 海外所得収支6兆 海外投資収支9兆赤 @2000

直接投資(グリーンフィールド(土地工場)型 クロスボーダーM&A型)と証券投資

為替とレート ドルペッグ固定 フロート変動 相場制 通貨危機 IMF コンディショナリティ(処方箋)

ケインズ政策 低金利化 公共投資 財政赤字も乗数効果で*αの生産性

日銀 現金発行量 政策金利(公定歩合 コール金利)

銀行 業務分野規制 競争制限的規制 大口融資規制 自己資本規制 生保株主保守 行政指導癒着

金融自由化 再規制 国際統一化 公家の下部学者の無力

債権放棄免除 損害保険 経営努力欠如とモラルハザードと犠牲と問題先送り

金融リスクとチャンス 個人余力は大

マーケットリスク(株 金利 為替) 信用リスク(貸し倒れ) 流通性リスク(取引量制約悪化)

デリバティブ(金融派生商品) 取引(先物・スワップ・オプションとそれらの組み合わせ)

先物 資金なし契約取引 投機

スワップ 金融取引間の交換 住宅ローン金利を他の金利条件と

オプション(権利) 先物売買 買い手は行使も放棄も可 売り手はオプション料で儲ける

オプション料の計算公式(Fブラック・Mショールズ)と証明(Rマートン)でノーベル賞 伊藤清確立微分方程式が寄与

金融工学 と 非金融分野(天候災害リスク バイオ・エネルギー投資)へも流行

自由貿易・保護貿易 GATT WTO 自主規制 海外生産・投資・技術移転・産業空洞化

機関投資家のマクロ経済

金利下落 円安 経常黒字増 GDP増加

財政政策国債発行 金利上昇し景気刺激は相殺 金融政策金利下げは後押しする

企業関賃金格差 男女間 学歴賃金格差 世帯所得格差 資産格差

世代間扶養

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