マイクの快適バイク道

           2010.4.19    ランニングの理論に戻る

 

エナジーエコ(エネルギー的に エコノミック&エコロジック)なバイクのことは 前回のページで見てきました

バイクのエネルギー消費を ギヤ比や速度の面からパワーを計算し 特徴やメリットを充分解析し 確信しました

エコでエコなバイクは 時流であり それを納得できました

 

今回は毎年暑い夏を迎える度に感じ考えていたことを つまりバイクの爽やかさを改めて考え直し解析してみます

そしてマイクの日頃のバイク生活とバイクモラルを振り返ってみます

 

 

36度もある真夏日にじっとしていても京都では またどんなに立派な坪庭のある町屋に住んでいても

 クーラーなしの生活なんて考えられません

 

そんな耐えられない夏でも 思い切って外に出てバイクに乗った時に 汗ばんだ体が

結構爽やかなことを誰もが知っています

つまり日陰さえあれば しかも走っていれば風を切って涼しく走れて決して暑くなんかはない

それどころか爽やかそのもののバイクです

日が照っているところは45℃以上もあるし 日蔭は確かに精々36度くらい

爽やかとは言えませんが しかしバイクで走ってさえいれば 実に爽やかなのです 確実に

 

風速1m/secは体感温度を1℃下げると言われているので バイクスピード時速15キロでは4.2℃低く感ずる

つまり気温が36℃の時では 風速15キロなので 32度くらいに感ずるので爽やかさを体感するのでしょう

それが証拠に 実際に信号待ちで止まったりすると堪らなく暑い

基礎代謝を超えて バイク運転に使っていた筋肉エネルギーが 直ぐにそのまま体温を上げて暑くなる

直ぐに体が反応し冷やそうと汗が湧きだす

ところが風での汗の気化熱蒸散も少なくなっているので あっという間に体そのものが実際に熱くなる

 

身体の筋肉のエネルギー効率は25%1/4)以下と言われています

従ってバイク運転の力学的エネルギーの3倍以上が体温上昇に使われてしまうのです

 

走行中は体温上昇以上に 風を切る冷却効果が大きいということでしょう

それを60キロのマイクが15キロで走る時のエネルギーから 一日当たりの尺度にして定量的に見てみよう

 

基礎代謝1500キロカロリーとして またバイク走行時をメッツ2とすれば 基礎代謝の2倍

 3000キロカロリーを一日懸けて消費する

その1/4がバイクと人の走行の運動エネルギーに使われ 3/4つまり2250キロカロリーがロスとして体温上昇になる

 

これが60キロの体を温めるとして 人体の比熱を水100%の1と同じとみる

 

基礎代謝一日1500キロカロリーが熱となり 放熱がないとすれば一日で25℃1500/60)の体温昇温に相当する

一日かけてのゆっくりした昇温です

実際は気温30℃の時でも55℃(30+25)にならず 放熱で36℃位の体温のままキープできるのでしょう

1500キロカロリーでの昇温が 30℃からの6℃に収まるのは 76%(1-6/25)も放熱されるとみられます

20℃の時は16℃で36%(1-16/25) 10℃では放熱なしで一気に燃やしても体温35℃にしかならない

このように 暑い時は裸になり 寒いと着込む様子を想像できます

 

1日2250キロカロリーも熱になると 37.5℃(2250/60)の昇温にもなる

30℃の時に67.5℃(30+37.5)にならず36℃に収まるには 84%(1-6/37.5)放熱する必要がある

1890キロカロリー(2250x0.84)ですので 蒸発熱0.58キロカロリー/Gから3259kg1890/0.58)の汗蒸散が要る

全部を汗で放熱するには一日にこれだけの汗を掻かなければならないが 半分も掻けないでしょう

このため風によって蒸散を早め 風によって空気への放熱をも早まるので 昇温が収まるのでしょう

 

36℃の時に走行中の風で32℃くらいに感ずるのは 体表ではそれ位放熱し体表温度はそれ位になるのでしょう

風の放熱効果は凄いのです

 

 

2010.8.2 の BBSに ハイブリッドバイクと ミストバイクの提案をした

ハイブリッドバイクは 「バイクの運動理論」に追加して可能性を考察したので 是非お読みください

さてもう一つのミストバイクは 今日実際の効用を実感し これこそ完璧な発明と言えると自信満々になった

(BBS)もう一つアイデアを
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度もある盛夏を快適にする簡単な方法
ミストシャワーが彼方此方のビルで流行っている
これを持ち歩けばいい 霧吹きスプレーを持って歩く
昔からマイクは研究したかったのですが 濡れても目立たない生地の服なら尚いい
濡れ濡れの白いコートを羽織り ビーチ感覚で街中を闊歩する
これに風が通れば夏は快適 バイクに乗れば汗一杯かいて乗る爽快さと同じ
バイクのベルの横に 霧吹きをセットしておく これは如何でしょう

38度の真昼に スプレーを前方に撒きながら走った

スプレーの水を直接腕に掛けると 実に生ぬるいが スプレーで霧状になった水滴は 蒸発でかなり温度が下がっている

冷たい水をかぶった様に 実に快適 しかし殆んど濡れ感はない

後は 特許取得と 車輪を動力に自動的にスプレーするメカを考えるだけです    2010.8.19 追記

 

 

車をクールエコに

 

車にも庇や 二層天井を といつも思う このことを

車のエアコンンをバンバン利かすことに疑問を感じます

夏場は 車のパワーの相当の割合をエアコンに使い 40%オイルを余計に食うと言われています

(財)省エネルギーセンターhttp://homepage3.nifty.com/earth60/top.htm

その73%は 窓からの日射光が温めているからとも

 

車は自らが日除けを持つ構造にし しかもカーテンの様な内側ではないもの

 つまり庇や簾の様な外側にあって 車に日陰を与えるようなものでなくてはならない

 

部屋や車では 窓を開けてクーラーを掛ける方が良い時もあるといつも感じている

部屋や車自体に蓄熱されている量が大きいのは 太陽や大気からの熱吸収が非常に大きい時です

そのような時はエアコンで冷やされるより 畜熱の方が大きいこともある筈です

その時は窓を開けて放熱した方がいいし 勿論エアコンで冷やされた分も放出されるが 全体の放熱は増える

エアコンの冷気が直接身体に当たれば冷感を感じて爽快な筈です

放熱を促進しないと車の屋根・天井はいつまでも熱いし エアコンだけで温度を下げるより空冷も利用すべきです

 

年中エアコンを掛け 窓を締め切って走る車ばかりの街中風景に違和感を感じてならないマイクです

オープンカーは 真夏のモーターバイクと同じように爽やかであることをもっと理解すべきと思います

 

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マイクのエコバイクやバイクモラル

 

マイクのバイク信念 つまりバイク道が いつかは人の道へ そんな思いでバイクに乗る

 

バイクファンのマイクは信念として 自己研鑚し自己判断自己責任で 安全快適運転をするべしとし

その信念でバイクしています

それは只のバイクに限らず 人生を考える面でも信念としての共通の大事さを感じ取っています

それらを含めてこの欄で日頃の考え纏めてみます

 

先ず バイクでの快適走行のダントツは 逆走でして これはエコと言うより安全快適面からも実践しています

つまりそれは 車が信号待ちしている間に 全く車のいない反対車線である右側を走行することです

唯一広い京都の御池通りで 東西の信号が赤の時 青信号である南北の横断歩道を渡りますが 

渡り切らず 途中の真ん中で車道を東西方向に進行する

右に曲がれば巡行になりますが 左に曲がれば逆行になって これがまた殊更愉快です

どちらに曲がっても目の前は山紫水明の東山や西山の景色を広々と独り占めできて 最高に楽しめます

人生至福の時です

しかも車道には車が全くいない安全第一の安心状態なのです

こんなタイミングを楽しまないでは勿体ない

 

マイクはクリティカルマスが日本で 97年京都で発生した時からの参加者です

クリティカルマスとは 車道を車から取り戻そうとの思いの仲間の世界的自然発生アピール行動です

92年サンフランシスコで生まれ 世界的に広がっている非組織活動です

京都では毎月最終土曜日3時に市役所前に集まる

車道走行禁止の四条や河原町通りをバイクに開放すべきだと シュプレヒコールや路上にダイインでアピール

新京極交番で捕まったりしたが・・・

この面では後進国日本の現実を思うと恥ずかしい・・・

 

バイクよりもインラインスケートがパリのように一般的になることをマイクは夢見ています

パリでは毎週一万人が車道をインラインの警官にエスコートされ走っている

バイクよりもっとソフトな歩行に近い道具です

このような国だからバイクシェアのヴェリブが実現したのです

マイクは京都をインラインスケールの街としての認識が育ってほしいと叫んでいます

 

マイクは弱者を救うとか弱者優先とか 弱者も平等とする思想が大事でまた好きだ

中国の道で見る様な 車も人もバイクも平等の権利で道路を使用するのが理想だ

中国では 信号よりも 先に道路に入った方に権利があり 歩行者は堂々としている

信号より人が 中でも先行者が優位なのです

男女平等と同じように中国は人権でも基本的に多くの面で進んでいます

 

マイクのバイクは基本的に車両として左側車道を走る

時々左に渡るまでは 信号待ちして横断歩道を渡ることなく右側の歩道を歩行速度で先に進む

 

よくあるバイク歩行禁止道路には合点が行かない

ましてや歩道で押し乗りすべきではない

狭い歩道を人とバイクの二幅を占めてしまう

 

雨では傘乗り 当然歩行速度でしか走れない

夜は無灯火 街中で暗い道なんかありません 暗ければ自然に歩行速度に

そんなスピードしか出ませんから 何時よりも安全なのです

 

二人乗りは公共乗り物以上に効率的でお勧めな筈です

何処がどうして危険なのでしょう

 

鍵は掛けない

人を信ずることの大事さを忘れてはいけない

鍵は落とすリスクを考えると また無駄な時間を費やすだけで無駄そのもの

 

進路変更は必ず後方確認し 必要な時は手先合図をする

マイクはトライアスリートだったので ドラフティングや進路変更のルールを身に付けている

それなのに白バイに捕まって注意された

 

基本的に駐輪は車道 若しくは道路に並行置くべし

確かに歩道に直角に駐輪して無神経に歩道を狭くするする不届きな者が多い

しかし無差別無考慮な不法駐輪撤去などこれは許せない

どちらが不法かと問いたい

 

マイクが毎日する不法駐輪区域のジム前の路上駐輪は 私が平行置きに置き直してきたので 今は整然としている

他のところで急いでいたのに他人の駐輪を直し損ない 車道の新車にぶつけたことがある

それでもやったことにプライドが持てた

 

信号待ちは必要なときのみ

それには安全確認を徹底する

真っ直ぐ前でなく 左右の横断歩道を行く振りをして一時利用し 途中で戻りながら向こうに渡る方法もする

 

本当はそんなことをしないで安全優先で信号より自分を信ずればよい

確実に信号は時代の技術の発展に縁の無い馬鹿のままなのです

こんなバカな信号ロボットに盲目的に従うことの恥ずかしさをなんとも思わない程 パターナリズムが浸透していると思うと悲しい

 

信号待ちは時間の無駄 人生のロス

残り少ない年寄りのマイクには時間をエコにと常に努力しています

信号待ちの少ないルートの選択を常に考えます

目的地が斜め先の道筋なら 右回りになるルートを取ると信号渡りのタイミングを合わせられて信号待ち回数は減る

 

坂道の上り下りのロスを考えたルート選定をするべきで 行きは上り 帰りは下りが快適です

 

飲酒運転も酩酊でもしない限り自己判断で運転します

スピードを出す必要などありませんし 尚更意識し安全です

 

バイク人生は素敵です

ママチャリが一番

ボロボロなら尚その気楽さが一番です

そのママチャリに 泥除けが付いていることに疑問を持ちます

田舎道でもあるまいし アスファルト道を 雨の日は傘をさして低速でしか乗りません

シティロードなど 泥除けなしが当たり前なのに 世の中にこんな無駄が一杯 何とかしたいと何時も思っていて 自分だけでもと外している

ママチャリではない格好良いタウンバイクに変身する

 

マイクのバイクにはもう一つ特徴的な針金製の手綱を ハンドルに付けています

バイクスタンディングスタイルで立ち漕ぎするとき この手綱でハンドル捌きをします

カーボーイロデオの雰囲気がして 悦に入っています

 

バイクに跨ぐのも 静止ではなく 走行している馬に飛び乗るようなスタイルで走りながら乗るようにしています

これもカーボーイになった気持ち

 

さてさて 内装三段は良く出来たバイクです

オートライトはいいかも知れません

電動はこれまたいいものです

信号待ちの加速が堪らない

ラジウム温泉にはこれで行くので酒がたっぷり飲める

 

防犯推進委員として 夜回りで無灯火を注意しているが 私には資格がない

路上駐輪車にシールを貼っているがこれにはマイクは気が咎める

もっと駐輪せざるをえぬ原因や 有効な対策があるのに目を瞑っている

一緒に回るお回りさんは 無灯火のバイクを何も咎めず 若者は警察を無視すれば済むことを学習するだけです

防犯夜回りではマイクは こんなことするより「今晩は」のひと言を声掛けすることの方が防犯になると信じてそうする

もう何年にもなるが誰も私に続いてそうしてはくれない 何も考えずにやっているだけではないか

 

警官の検挙実績月間 511月に 何度も盗難車検査をされ 警察署にまで出向いたこともある

キーロックが付いていないバイクを見ると若いお回りは実績を上げようと走ってくる

これから急いで行かないと遅れるボランティア活動に支障が出たことまであるしつこい尋問

交番連絡員もやっているのにその交番で尋問を受けて解放されなかった

 

これがアジアのしがない文化都市の実態です

駐輪場を作り 駐輪ラックを作り 撤去をやり ・・・

 

電柱が一杯の町は 人の歩行利便と安全を無視し 歩道の白線まで車を優先する

何と言うことか 歩行者が電柱にぶつかろうと構わない線引きの道路が一杯

行政はそんなこと構わず 誰も文句を言わない

 

日本人はパターナリズムで日本を沈没させていることを認識せず リベラリズムの可能性を忘れて平和ボケを満足している

リベラル派はいても無責任な罪悪人ばかり

知性と理性のリベラルをこの国にバイクで呼び起こそうではありませんか

これくらいのレベルのモラルからコツコツと取り戻せばと マイクは信じて希望を持って生きてゆきます

 

マイクが死ぬ原因として 略確率的に同じ三つの一つがバイク因であるかも知れないと思っています

バイクでそんな危ないことをしている積りではなく 世の乱れのモラルの犠牲となって事故に合うかもと思っています

それでもマイクは バイクで世の中を啓蒙し 改革実践できると思って 危なそうな車道なら尚車道を走ります

 

バイクにはトングを常備して 時に信号待ちでごみを拾っています

駐輪のある歩道に白墨で白線を引いているのも 何故そうすべきかを理解する人たちが他のことでも

 何か考えるのではないかとの思いでしています

リベラルで知性と理性のある・・・

 

最後にバイクのいいところ 都合のいいところを

バイクは車道では 信号の前で 車になったりバイクになったりできる

歩道では 人にもなれる

例えばスクランブル交差点では 信号無視ではなく 都合のいい方の信号で 赤も青に見えるので都合のいい方に従う

 

左折は何時でも安全ならOK 車はだめでもバイクなら

お酒も 爽快レベルならいいのではないでしょうか 歩行者として

 

最後にバイクの痛快さの極みについて

それは 信号の前で車になったりバイクになったりすると同じように 赤信号待ちの車が何時青で向かって出てくるか

正面衝突などする訳はないのですが ギリギリまで逆走しながらスッと避ける

これは対向車などの進路予測し 出来るだけ長く安全で広々とした空間を楽しむか ギリギリを予測しながら走る

この予測能力を確かめながら走る喜び それが最高です

 

変化自在の怪物のように 街中を車や公共乗り物どころでないスピードと利便性で走り回れます

どんな近場も歩いてゆく気はしないし 一寸した或いはかなりの距離までバイクで行くべきです

それが老人の余生を豊かにしてくれると実感しています

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マイクのバイク事故は 赤穂トライアスロン95年?での転倒 時速40キロ近くで レールを横切った時 ホイールが曲がったが続行 後でビックリ

先月2010.7.15 にわか雨を止み待ちで一杯やって暗くなった帰り 車道から歩道に入る時の転倒で 頬・肩・手首・膝に擦り傷と打撲 凄いコブの後 頬の青タンが 数日で顎まで降りるのを体験

 

無灯火がマイクの常識になっているが 全く非常識ではなく チャンと10メートル先までしっかり見ています

法律では10メートル先が照らせる装置を要求しているので 実際的ではない

10メートル先が確認できればいい そうなんです!!!

 

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